安倍元首相、小沢氏の不起訴方針に「だれもが驚いた」(産経新聞)

 自民党の安倍晋三元首相は4日昼、町村派の会合であいさつし、小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体の土地購入をめぐる政治資金規正法違反事件で、東京地検特捜が小沢氏本人を不起訴処分とする方針を固めたとする報道を受け、「新聞紙面を見て、だれもが驚いただろう」と述べた。

 また、「民主党が野党時代、大久保隆規・公設第1秘書が逮捕された際に作った民間有識者からなる調査委員会が指揮権発動も視野に入れるべきではなかったか、というとんでもない提言をした。鳩山由紀夫首相が(小沢氏に)『どうぞ戦ってください』とか『不起訴になることが望ましい』とかいう発言をしている。そういうことの影響ではないか。日本の法秩序自体が危うくなっていく可能性がある」と強調した。

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<人骨>日本最古2万年前 沖縄・石垣島(毎日新聞)

 沖縄県・石垣島(石垣市)白保竿根田原(しらほさおねたばる)洞穴遺跡から、約2万年前の後期旧石器時代の人骨が見つかった。4日発表した沖縄県教委によると、放射性炭素同位体の割合などから年代を調べる「放射性炭素年代測定」によって直接測定し、年代を特定した人骨としては日本最古。専門家は、日本人のルーツを探る手がかりになりうるとしている。

 これまで日本最古とされてきた那覇市の山下町第1洞穴の人骨(約3万2000年前)は一緒に出土した炭化物の測定を基にした間接的な年代特定だった。直接測定した人骨の国内最古例は浜松市で出土した人骨(約1万4000年前)で、石垣島の人骨は約6000年さかのぼる。

 新石垣空港建設予定地内の発掘調査で見つかった。沖縄県や琉球大、東大などの共同研究チームが人骨6点を測定し、このうち頭頂部の骨片(約8センチ×約11センチ)が約2万年前の20〜30代前半の男性の骨と判明した。他の骨2点も約1万8000年前の成人と、約1万5000年前の成人男性と分かった。

 東京大大学院の米田穣(みのる)准教授(先史人類学)は「旧石器時代に石垣島に人類が住んでいたことが裏付けられた。まだ多数の人骨が残っている可能性があり、更に詳しい調査を進めることで、日本人のルーツを探る手がかりにつながる」と話している。【三森輝久】

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鹿大、同意なく 68人から採血 「研究目的」告げず(西日本新聞)

 鹿児島大学が鹿児島県・奄美群島の住民約5千人から研究目的で採血した際、68人に利用目的や方法の同意を得ていなかったことが2日、分かった。鹿大は提供者と確認できた10人に謝罪した。

 研究は、がんと生活習慣、遺伝との関係を調べることが目的。名古屋大を中心に2005年度から鹿大や九州大など全国10機関が参加した。鹿大は05年10月−08年7月、奄美群島の10市町の定期健診時に5264人から採血し、3792人分の血液を名大に送った。

 うち2人分に遺伝子解析の同意がないことに名大が気付き、鹿大が送っていない血液も含めて調べたところ、研究参加への同意を得ていなかった58人分、遺伝子解析への同意がなかった9人分、名大に送ることに同意していなかった1人分が判明したという。鹿大大学院医歯学総合研究科の嶽崎俊郎教授は「採血時の確認などが不十分だった」と説明した。

 一方、九大によると、この共同研究で九大は血液提供者から遺伝子解析の同意は得ていたが、名大との取り決めには合致しない74人分の血液を誤って名大に提供。うち5人分の遺伝子解析が行われたため、結果は破棄した。名大は、生活習慣病に関するあらゆる遺伝子解析研究への使用に同意した人の血液のみを提供するよう、九大側と取り決めていたという。

=2010/02/03付 西日本新聞朝刊=

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無銭飲食強盗で無職男を再逮捕 大阪・生野区(産経新聞)

 大阪市生野区の居酒屋で無銭飲食した男が経営者の男性をナイフで刺して逃走した事件で、生野署は30日、強盗傷害と詐欺などの疑いで、同区新今里、無職、竹崎義昭容疑者(66)=銃刀法違反容疑で逮捕=を再逮捕した。同署によると「警察に捕まったら刑務所に行くことになるので刺しました」などと容疑を認めているという。

 逮捕容疑は、26日午後7時20分ごろ、友人を迎えにいくふりをして店を出たまま、から揚げやビールなどの飲食代金約2700円を払わずに逃走。追いかけてきた経営者の男性(44)を持っていたナイフ(刃渡り約12センチ)で刺して腰などに軽傷を負わせた、としている。

 居酒屋のグラスに付着していた指紋などから竹崎容疑者が浮上し、生野署が28日に銃刀法違反容疑で現行犯逮捕していた。

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働き盛り襲う心臓突然死 ストレス引き金…心身管理が大切(産経新聞)

 プロ野球の巨人、阪神のエースとして活躍した小林繁さんが今月17日、心不全のため57歳の若さで急死した。近年増えている働き盛りの突然死。失業や配置転換などによるストレスが原因ともいわれる。特に突然死の原因の多くを占める心臓突然死について、日本医療学会常任幹事会議長の笠貫宏・早稲田大理工学術院教授は「心臓の病気は心身症と言われるほど心理社会的な因子が発症に影響している」と注意喚起している。(太田浩信)

 ◆強烈な数字

 一般に突然死は、24時間以内の予期しない内因性の死亡を指す。総務省消防庁が発表した心肺機能停止傷病者についての調査結果によると、平成19年に救急車で運ばれた心肺停止状態の患者は10万9461人。このうち、5万9001人は心臓が原因。笠貫教授は「この数字は私たち心臓突然死を専門に研究している者にとって強烈な数字。それまで一般に自殺者と同じ程度で年間3万人ほどとされていた」と話す。

 心臓は1分間に平均60回余、1日10万回動き、1回に100ccの血液を体中に送り出す。その心臓が5〜10秒休むと脳が酸素不足となり、めまいが起こる。10〜15秒経過すると意識を失い、数分で脳に不可逆性の変化が起こり始め、10〜15分で死に至る。

 動きが止まる原因は、心臓がけいれん状態となる心室細動と静かに動かなくなる心室静止があり、心臓突然死全体の8〜9割を心室細動が占める。心停止状態を引き起こす病気で一番多いのが心筋梗塞(こうそく)。このほか、心筋症や冠動脈疾患、いわゆる“ぽっくり病”と呼ばれるブルガダ症候群などがある。

 ◆適切処置を

 心身医学の立場からみると、肉体的、精神的なさまざまなストレスが心臓に大きな影響を与える。笠貫教授は「心臓突然死をみるとき、心と体の問題が大切で、予知、予防では動脈硬化、心身管理などのリスクがいわれる。最終的な発症の引き金になるのはストレスともいえ、急性ストレスだけでなく、慢性ストレスが心臓突然死に深く関係してくる」と指摘する。

 こうした心臓突然死も「予知、予防できるものがかなりある」という。

 しかし、国内の検診の実態は心臓に関する項目が少なく、がんなどに関係する項目が中心。笠貫教授は「問診、聴診をしっかり行うことが大切なのに残念。心臓をどう診るかで次のステップの検査、超音波やエコー検査や運動負荷心電図、さらに冠動脈の造影検査など次の検査に進むところがなかなかできていない。診断がつけば治療や体内埋め込み式の除細動器などの予防が行える」と憂う。

 日本医療学会では「心臓突然死ZERO!アクション」と名付けた国民運動を展開。笠貫教授は「心臓突然死の5万9千人のうち約2万人は倒れた際に目撃者がいる。救急車を呼ぶまでに心臓へのマッサージ、AED(自動体外式除細動器)などの適切な心肺蘇生(そせい)の処置を行えば40%の人が助かる。だが実際には500人にしかAEDが使われていない。心臓突然死が一般に認識されていないためだ」と運動の普及を訴える。

                   ◇

 ■小林さんも心不全

 ついさっきまで元気だった人たちの命を奪う突然死。心筋梗塞をはじめとする心臓に起因する病気や脳出血などの脳に起こるもの、肝硬変など消化器疾患が主な原因とされる。急死した小林繁さんの死因も心不全と発表された。

 小林さんは17日午前、福井市の自宅で体調不良を訴え、搬送先の病院で帰らぬ人となった。昨季まで日本ハムファイターズの2軍投手コーチとして手腕を振るい、1軍投手コーチに就任したばかり。前日には日ハム本社で行われたイベントで顔を合わせた梨田昌孝監督とキャンプの構想を話したばかりだったという。

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